「令和のアップデート講座 ・Part2」
全国的に感染者が日々増加しており、なかなか出口の見えない今日この頃です。
コロナ禍になって、3回目の夏休み！
感染予防を再度徹底させながら、今年は夏らしいことも少しは楽しみたいですね！
さて、今回の「令和のアップデート講座」は虫歯の原因菌の親子伝播についてです。
昭和・平成では、虫歯の原因菌は生後19ケ月～31ケ月の期間に主に両親から伝播する
と言われていました。
そのため、大人の唾液が幼児の口腔内に入らないようにすることが最も大事で、口移しに
ものを食べさせたり、食器を共有したり、キスもダメ！と言われていました。
しかし、令和では、虫歯の原因菌の伝播はない方がいいけれど、ミュータンス連鎖球菌という一つの菌だけが虫歯を引き起こすわけではないことがわかったため、虫歯を発症させるすべての細菌種の伝播を防ぐことは難しいことがわかってきました。
そして、伝播しても食事指導やフッ化物の使用、適切なブラッシングで発症が予防できるため、それほど神経質になる必要はないという考えが広がっています。
また、原因菌の伝播は、両親からの頻度が高いものの、祖父母、兄弟からの伝播もあることがわかりました。
もちろん神経質になりすぎないと言っても、周囲の人が、虫歯の治療や口腔内清掃を行い、
常に口腔内を健康な状態に保ち、虫歯の原因菌の量を減らしておくことは、いつの時代においても大事なことです。
また、過度な虫歯原因菌の伝播予防は、人間関係を損なう可能性もあることも理由のひとつのようです。
感染予防に気を付けて、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃんとコミュニケーションをとることも大切にしてあげて下さい。
話は変わりますが、先日、『トップガン マーヴェリック』を見てきました！
『トップガン１』も当時、見ましたが、その迫力はまさに究極の「令和のアップデート」
でした。
『トップガン１』世代も若者も共に楽しめる映画でしたので、ぜひ大きなスクリーンで見て下さい！！
