「歯が命体操!」
新学期も始まり、今年は学祭や修学旅行など、いろいろな行事がコロナ前のように行われているようです。
学会もリモートではなく、100%現地開催となりました。
先日、東京矯正学会に行ってきまして、感性工学の領域で「感性形成を目指した笑顔の仕組みと創出に関する研究」を長年されてきた早稲田大学人間総合研究センターの菅原先生の講演を聞いてきました。
題名だけ見ると、なんだか難しそうですが、誰でも屈託のない笑顔を見ると、自分も笑顔になってしまいますよね!
笑顔になると、脳のA10神経群が刺激されてポジティブな感情と意欲が高まるそうです。
加えて、笑顔の刺激は乱れた自律神経のバランスを整え、自然免疫力も高め、「笑う門には福来る」とは科学的にも明らかだそうです。
実際、お弁当を笑顔で売った場合と無表情で売った場合とでは、明らかに売り上げに差がでて、笑顔で売った方がたくさん売れたそうです。
菅原先生の言う笑顔とは、口や目の周りの筋肉活動が高く、目が笑っている心からの表情で「デュシェンヌ・スマイル」と名付けていました。
魅力的な笑顔の形を知って、心の喜ぶ笑顔を作るため、笑顔を作る筋肉はどこか?を知るため筋電図を取るなど、科学的に笑顔を分析しておられました。
そして、毎日の歯磨きの時、ほとんどの人が無表情でブラッシングをしているとのこと!
この時間に表情筋を動かし、笑顔のためのエクササイズをしましょうと「歯が命体操!」を考案していらっしゃいました。
これは YouTube で「歯が命体操!」で検索し、ぜひやってみてください!
マスクを外した今、歯の健康&口元に自信のある輝く笑顔を作って下さい。