「冬の乾燥に!」
寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
毎年、この時期は乾燥に悩まされており、時に唇の乾燥が気になります。
矯正の治療で、ブラケットを付ける時や口腔内写真を撮る時など、唇を広げないといけない際にはワセリンを塗ってあげるのですが、それでも痛そうにしている方がいらして、心が痛みます。
唇は角層が薄く、脂や汗を分泌する腺がないため、特に乾燥や刺激を受けやすく、最も皮膚炎をおこしやすい場所です。
しかし、唇の皮膚は一週間で再生すると言われていますので、きちんとお手入れをしたら、治癒しやすいそうです。
皮膚科の先生が、教えてくれたリップケアをご紹介します。
まずはリップクリームですが、添加物の入っていないワセリンを唇のしわに添って、優しく縦に塗るといいそうです。
通常は、横に塗ってしまいがちですが、縦に小指に乗るくらいの量を塗って下さい。
特に荒れのひどい時は、ワセリンとはちみつを1対1の用量で混ぜ、たっぷり塗った後、ラップで5~10分パックをすると効果があるそうです。
はちみつは唇の荒れに効果のあるビタミンB2、B6を含んでいて、唇にいい成分がてんこ盛りなんだそうです。
それと、血行を良くするため『リップ体操』をして、唇を動かすことが良いとのことです。
口角を思い切り引いて、「リーップ!リーップ!」と発音してみてください。
やってはいけないことは、唇をなめること、皮をむくこと、合わないリップを使い続けることだそうです。
ワセリンとはちみつを1対1に混ぜたリップクリームは、小さい容器に入れ、1日に何回か塗るといいそうですが、はちみつの甘い香りに、ついつい舐めてしまいたくなりますので、お気を付けください!
