「宇宙旅行のための歯の管理!」
先日、アルテミス2号が、地球から月への活動を終えて、無事地球に戻って来ました。
いよいよ人類が宇宙空間で生活し、活動する時代へと向かっていて、そんな日が来るのも
そう遠くない未来かもしれません。
そして、すでに宇宙旅行は現実のものとなっています。
しかし宇宙飛行士は、飛行前に厳格な医学的・歯学的な管理を受けているのに対し、これから宇宙へ旅行しようとする人は未治療の口腔疾患を抱えたまま飛行してしまう可能性があります。
宇宙空間では、微小重力や宇宙放射線、免疫機能の変化、衛生環境の制約(歯磨きやうがいができない)など、全身に影響を及ぼす事が明らかになっています。
口腔内に限っては、骨代謝の変化がインプラントの安定性に影響を与えたり、唾液分泌量の変化や口腔内細菌の変動に伴い、虫歯や歯周病の発症が進行することが予想されます。
宇宙歯学は一部の研究者や特別な歯科医師だけが行う領域ではなく、近い未来に人類が気軽に宇宙旅行をする時代が予想される今日、トラブルを未然に防ぐためにも、とても大事になってくると思います。
将来、宇宙旅行をしたいと思っている人は、日々の健康管理はもちろん、自分の口腔内の虫歯や歯周病などの治療や予防をしっかり行い、いつでも良い口腔内環境を保つことが重要になってくると思います。



