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2021年06月28日

「歯科医院での感染予防!」

東京オリンピックまで1ケ月を切り、秒読み状態になりました!

本来なら、ワクワクして待ち遠しくなる時期ですが、国内の感染者も増加しており、

これで世界中から人が集まったらどうなるのか、連日テレビでも心配な声が絶えません!

 

ワクチン接種も職場、大学内でも出来るようになりましたが、ここに来てワクチンの供給が間に合わないとのことで、なかなか思うように進まないものですね!

今年1月に大阪府の吉村知事が「コロナウイルスは口の中、唾液に多く含まれている。大阪には5000もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ!感染対策のたまものと思うが、何かある。何か?専門家には、ぜひ分析してもらいたい」とツイートしていました。

確かに、私自身も同業者や歯科関係書で感染した人の話は聞きません。

新型コロナ発生以前から、手指の消毒や器具、器械の滅菌消毒などは、標準的な感染対策として日常行われております。

 

また、歯科独自の感染対策として、治療前に消毒薬を使用した含嗽(うがい)があります。

当院では、治療前に必ず、コンクールという含嗽剤を使用してうがいをしてもらっています。

これにより、口の中の細菌を減少させることができ、飛沫感染予防に有効な手段であるとともに、室内環境も衛生的に保つことができます。

そのためには、なるべくガラガラうがいではなく、ブクブクうがいを推奨しております。

小さいお子様には、うがいをした後、ゆっくり飛び散らないようにね!ということもお願いしております。

また、ブラッシングの際に唇を閉じて磨くだけでも飛沫防止になりますし、唇をきゅっとすぼめることによって口腔周囲筋を鍛えるトレーニングにもなります。

 

家庭内や飲食の場での感染リスクが叫ばれている今日この頃ですが、こうした医療機関での対策を日常でも効率よく取り入れて頂き、感染対策の役立てて頂きたいと思っております。