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2021年08月2日

「東京2020!」

毎日オリンピックの熱戦が伝えられています!

 

その反面、感染者は全国的に増加し、東京では4000人以上の感染者が出てしまいました。

オリンピック前はその開催も危ぶまれておりましたが、実際始まってみると、頑張っているアスリートたちに日本中の人が、たくさんの感動をもらっています!

夜の時間帯に決勝があったソフトボール、柔道など、メダルが決まったときはテレビの前で

大騒ぎでした!

特に柔道はあっという間に技が決まるので、ライブで見ると本当にドキドキして心臓に悪いです!

大変な練習を積んできた選手の人は、本当に尊敬してしまいます。

また、矯正装置を入れているアスリートも見られ、どんな装置が入っているのかな?と職業柄こちらも興味津々で見ています!

 

実は、矯正治療も勝負どころがあります!

歯並びが悪い人は、悪いながらも脳で噛めるところを模索し、噛んでいる人が多いのです。

しかし、そのかみ合わせは正しい位置ではないことが多く、それを矯正治療で本来の正しい位置に誘導していきます。

矯正治療で歯を動かし始めると、前の位置では噛めなくなり、正しい位置で噛めるようになるまでは、どこで噛んだらいいのか、不安定な状態が続きます。

例えば、反対咬合の人は上の前歯が前方に移動し、下の前歯を飛び越えるまでは、前歯が強く当たってしまい奥歯で噛めない状態が少し続きます。しかし、飛び越えてしまえば、しっかり奥歯で食いしばることができるようになります。

奥歯で噛めるようになれば患者さんも楽になり、治療が進むに連れて、さらに安定してきます。

 

アスリートにとって、力を発揮するためには奥歯で食いしばることは大切です。

矯正治療を始める時期もアスリートにとっては重要なことだと思いますし、治療も大会の予定などを考慮して進めていかないといけません。

矯正装置を入れているアスリートを見ると、まるで自分の患者さんのことのように、勝手に想像しては心配しています(笑)

今週は陸上、野球、ゴルフ、マラソンなど、まだまだ楽しい観戦が続きそうです!

 

頑張れ、日本!!