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ブログ

2021年04月13日

「おうちでケア!」

久しぶりのブログになってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?

最近、東京でも変異株の感染者が増えており、ワクチン接種も予定より遅れているようですので、引き続き感染予防に気が抜けません!

 

当院では、新たな予防対策として、CO2濃度測定器を設置しました。
室内のCO2濃度が表示され、一日中窓を開けておくと常にGoodの状態ですので、換気がどれだけ大切かがわかります。
マスク、手洗いなどと一緒で、やはり小さなことを毎日続けるしかありませんね!

 

また、口腔ケアも大切というお話をしてきましたが、これは人間ばかりでなく、今や家族の
一員である愛犬にも同じことが言えます。
日本では、3才以上の成犬の約80%が歯周病、さらに小型犬に限っていえば、1才までの犬の約90%に歯周病が見られるそうです。
歯周病は口腔内だけの病気と思われがちですが、犬においても全身の病気とも大きく関係しているので、愛犬が健康で過ごすためには歯磨きやデンタルケアがとても大切です。

 

しかし、犬は口の中を触られることが本当に嫌いで、歯ブラシを入れるなど、難しいのが当たり前です。
まずは、あせらず口元を触れるトレーニングをし、慣れてきたらゆっくり唇をめくって歯を
触る練習をしましょう。
それが出来るようになったら、湿らせたガーゼなどで歯を磨く練習をして、次にやっと歯ブラシを当てるように、徐々に進んでいかなければうまくいきません。
嫌がる愛犬に無理やり行うのはNGで、ますます歯ブラシが嫌になったり、口元に触られるだけで噛んだりするようになってしまうかもしれません。
いったん歯周病にかかると、全身麻酔で歯石を除去したり、場合によっては抜歯も必要になってきてしまいます。
放置すれば、歯周病菌に含まれる毒素が全身に回り、さまざまな病気に影響してしまいます。

 

しかし、人間と違い、犬の歯磨きは毎日完璧にしなくても、3日に一度きれいにするくらいの気持ちでOKです。
自分の歯を大切にする気持ちと同じように 愛犬がいつまでも健康で長生きができるように愛犬の歯についても考えてあげることが大切です。