「バーチャルなオンデマンド?」
久しぶりのブログとなってしまいました!
暑かった夏も終わり、気がつけば10月!もうすっかり秋ですね!
秋と言えば、毎年日本矯正歯科学会があります。
今年は、10月にパシフィコ横浜において、国際矯正歯科会議世界大会、日本矯正歯科学会、
アジア太平洋矯正歯科会議が共同で行われるはずでしたが、コロナ禍のため「バーチャルなオンデマンド大会」として開催されることになりました。
「バーチャルなオンデマンド」ってなんだろう??
バーチャルとは、定時に講演を順次公開すること、またオンデマンドとはそれをいつでも視聴可能できるということでした。相変わらずのパソコン音痴の私です(笑)
それも視聴できる期間は約一か月もあり、時間ができたときに興味のある演題から順次見ています。
本来であれば、たくさんの会場で同じ時間にいろいろな講演が行われているので、視聴できる演題は限られていますが、今年はゆっくり見ることができるので、こんな学会もいいかなと思いました。
しかし、日頃ご無沙汰している先生方とはお会い出来ませんし、新しい製品など実際、見ることができないので、毎年「バーチャルなオンデマンド大会」ではやはり寂しいです!
最近では、マウスピースを使うインビザラインや裏側からのリンガル矯正など、目立たない装置を希望される患者さんが多いのですが、毎日マスクの生活が続く中で、審美的なことより、スピードを求める患者さんも増えてきました。
そうなりますと、歯の表面にブラケットを着けてワイヤーで動かすという昔からある方法になります。
でも、ブラケットやワイヤーは昔と違って白く目立たないものがありますので、それでやられる方が多いです。
今回の学会においてもスタンダードエッジワイズの歴史やメカニズムなどの講演があり、大学卒業後、医局で勉強したことを懐かしく思い出しました。
初心に戻って、また新たに日々の診療に励みたいと思っております。