「噛んで免疫力アップ!」
花粉症の季節がやってきました!
若い頃は花粉症でないことが唯一の自慢だった私でしたが、ここ数年は人並みに花粉症に苦しんでおります(笑)
コロナ禍での花粉の到来はつらいですね( ;∀;)
鼻が詰まっていると口呼吸になり、そのため唾液の分泌量は減り、口の中が乾燥して喉まで
痛くなってきます。
本来、お口の中は常にうるおいを保つことが大切です。
なぜなら、唾液には自浄作用や粘膜保護などの働きがあるからです。
さらに唾液には免疫に関するさまざまな物質が含まれており、口の中だけでなく全身の健康に大きく関わっています。
その成分の一つである「IgA」は、細菌やウイルスとくっつくことで口から身体の中に取り込まれることを阻止してくれます。
つまり唾液は、口からの感染症を防ぐ重要な役割を担っているのです。
唾液を分泌させるためには、「良く噛んで食べること」が大切です。
またマスクをしていると、水分をとる回数が減り、喉の渇きを感じにくくなるので、ガムを
噛むことをおすすめします。
しかし、矯正装置が入っている方は、ガムは噛めませんので、キャンディーをなめるといいと思います。
その際は、あまり甘いものではなく柑橘系の香りのあるものを噛まずにお口の中でコロコロ転がすようになめて下さい。
一日に2~3回程度で、常になめていると虫歯になるリスクが上がりますので、控えるようにしてください!
またマッサージも効果的です。
耳の穴の上部手前にある小さなくぼみを探してください。
ここがサラサラの唾液が出るポイントなので、指の腹で10秒押して、ゆっくり放してください。これを何度か繰り返すことによって耳下腺が刺激され、唾液の量がアップします。
さらにこの場所から出る唾液には成長ホルモンの「パロチン」が含まれ、美肌にも効果があると言われています。
嫌な花粉の季節ですが、唾液の分泌をアップすることで感染予防や美容にも役立ちますので、うまく付き合って乗り切りましょう!