「2020年東京矯正歯科学会・ウエブ開催」
東京では連日たくさんの感染者が出ており、全国で見ても感染者の増加が見られ、改めて
気の引き締まる今日この頃です。
毎年、この時期に行われる東京矯正歯科学会もこの影響でウエブ開催となりました。
前からウエブ授業を受けている学生さんにとっては、手慣れたことかと思いますが、
パソコンの苦手な私にとっては、ウエブ上で事前登録を済ませ、IDとパスワードをもらってログインするまではドキドキでした(笑)
各種演題や口演はあらかじめ録画してあり、2日間の中で好きな時間にゆっくり見ることができます。
一見とても便利なように感じましたが、家に居ると家事の合間に見ることになり、急に宅配便が来たりと集中するのは思っていたより難しかったです。
最近はリモートで仕事をする会社が増えたようですが、家に居るとやらなければならないことも多く、小さいお子さんが家に居たりすると大変なことも多いのではと実感しました。
学会の内容はやはりコロナ関連のものが多く、消化器内科の先生や歯科大学の先生による
ウイルスの特性や侵入経路、また歯科診療で注意することなど、専門的なご講演があり、大変勉強になりました。
その中で、歯科診療と口腔ケアによって保たれるオーラルヘルスは、かなりの割合で自然免疫を活性化することがわかってきたとのことでした。
今まで再三言われてきた マスク、手洗い、ソーシャルディスタンスを保つことと共に
お口の中を健康に保つことは、感染リスクを低下させ重症化を防ぐ役割があるとのことです。
そのことを肝に銘じ、感染予防対策をしっかり行った上で、また明日からの診療に励むつもりです。
あらためて、みんなで力を合わせ、この危機を乗り越えましょう！
