「歯をぶつけてしまったら!」
運動会のシーズンです!
それぞれの学校で、予行練習をしている最中かと思いますが、つい先日、練習中に歯をぶつけてしまったお子様がお見えになりました。
棒を使う競技中に棒が口元に当たり、学校から直接いらしたのですが、幸い歯ぐきをぶつけただけで、歯の方は問題ありませんでした。
元気に遊ぶ子供たちは、家の中や公園で、転んで歯をぶつけてしまうことが多々あります。
子供は大泣きし、出血もあると、非常にあせってしまうと思いますが、落ち着いて応急処置をし、なるべく早く歯科医院に受診しましょう!
1, 唇や歯ぐきから出血している
→清潔なティッシュなどで患部を押さえ、圧迫して止血をしましょう!
2, 歯が欠けてしまった、折れてしまった
→破片があれば、持って早急に受診しましょう!
3, 歯がぐらぐらしている
→歯が脱臼している可能性がありますので、むやみに指で触らず早急に受診しましょう!
4. 歯が抜けてしまった
→慌てずに抜けてしまった歯を牛乳に入れて、できるだけ早く受診しましょう!
牛乳がなければ、お口の中に入れてお持ち下さい。
小さなお子様の場合は、お母様のお口の中でもかまいません。
その際はこすったり、洗ったりしないようにしてください。
歯根の周りにある「歯根膜(しこんまく)」という組織を傷つけてしまうと、治療が困難になる場合があります。
また、小さなお子様を抱っこしている時に、急にお子様が動いて、頭がお母様の歯にぶつかるということもよくありますので、お気をつけ下さい。
