「○○で免疫力アップ!」
早いもので来週は12月!
2020年もあと少しとなってしまいました。
最近ではまた感染者が急増してしまい、第3波到来と言われています。
手洗い、うがい、マスク、消毒などは日常的に定着してきたものの、気温の低下や乾燥、
人の移動等でまた感染者が増えているようです。
親しい人との会食や田舎への帰省も控えている方も多いと思いますが、この他に何をすればいいのでしょう?
身近なことで考えてみると、日頃、矯正の患者さんに行っている「口呼吸でなく鼻呼吸をする」ためのトレーニングも感染防止に大切なことと思います。
本来、私たちの体は「鼻呼吸」によって健康が保たれるようにできています。
鼻から取り込んだ空気は、鼻毛がフィルターの代わりをして、ほこりなどの汚れを体内に
入れないようにしてくれます。
そして鼻の奥にはもっと高性能な空気清浄機能が備わっており、これによって、鼻から取り込まれた空気は気道に入る前に浄化され温められると同時に、ほぼ100%に加湿されてから肺に送られます。
しかし、口から入った空気は加湿が不十分で、ウイルスや菌を体内に入れてしまい、感染しやすい状態になってしまいます。
そうなると、免疫システムが正常に機能せず、様々な病気の発症につながる可能性が高くなってしまいます。
鼻で呼吸をすると言うことは非常に大切なことなのです。
「鼻呼吸」を習慣化するには、まずお口を閉じて常に鼻から息をするように意識してみましょう!
スマホをいじっているときなど、ポカンとお口を空いていませんか?
自然と口を閉じることができるようにするためには まず舌を正しい位置におくことが大切です。
舌の正しい位置とは、舌の先が前歯の裏側の歯と歯ぐきの境に触れていて、舌の表面が上あごにつく状態です。
なかなか最初は難しいと思いますが、簡単な動きで口や舌の筋力を鍛えられる「あいうべ体操」などがお勧めです。
1「あー」と口を縦に大きく開きます
2「いー」と口を横に大きく開きます
3「うー」と口を前に突き出します
4「べー」と舌を出して下に伸ばします
これを4秒前後のゆっくりした動作で行います。
一日30セットが目標です。
これは、簡単なトレーニングの一例ですが、他にも口輪筋や表情菌を鍛えるトレーニングなどがありますので、またご紹介させて頂きますね!
自然な鼻呼吸で免疫力アップさせましょう!