大人の矯正治療
大人の矯正治療
大人の矯正治療
「歯の矯正って、こどものためのものよね」
いいえ、違います、大人でも歯の矯正はできます。
何歳になっても矯正治療は可能です。
お子さんの矯正が終わって、ご自身の矯正をなさる親御さんも多くいらっしゃいます。
平均寿命が男女とも80歳を越している昨今です。
笑顔で、若々しく老年期をすごしたいと思いませんか?
そのために必要不可欠なことは何でしょうか?・・それは「健康な歯を維持すること」です。
歯の矯正は、健康な歯を維持する事に大きく貢献します。→大人の矯正のメリット
大人の矯正治療のメリット
- すべての歯がバランスよく正しい位置で噛むことができ、歯の寿命が長くなります。
- 歯磨きがしやすくなることで、歯周病や虫歯のリスクが下がります。
また万が一、入れ歯やブリッジ、インプラントを入れるとなったとしても全体のかみ合わせのバランスがとれているので、入れたものも安定し長持ちします。
- 歯周病のリスクが下がることにより、生活習慣病や全身疾患のリスクも下がります
(いいものも悪いものも口から入ってきます、詳しくはこちらをクリック⇒知ってますか?歯周病はこんな病気と関連があります)
- きれいな歯並びは美しい笑顔を作り出し、年齢より若々しく見えます。
- 噛み合わせが整うことで全身の筋肉のバランスも整い、肩こりや偏頭痛の軽減につながります。
- 正しい嚙合せで咀嚼(そしゃく、噛むこと)することにより、脳に刺激を与え、認知症の予防につながります。
これだけのメリットがあるのですから、大人になってからの矯正でも決して遅くないのです。
お口の健康、さらに身体全体の健康回復のためにも矯正治療をお薦めしています。
当院の矯正担当医のインタビューも併せてご覧ください→矯正担当医のインタビューページへ
大人の矯正の症例
大人の矯正 症例1:開咬(かいこう)
1.初診: 23歳11ケ月
2.ブラケットセット
3.治療終了後(治療期間 1年10カ月)
4.顔貌:治療前
年齢:23歳11ケ月
主訴:前歯で咬めない、口が閉じにくい
診断名:上の顎に比べて下の顎が後方位にあり、かつ前歯が咬んでいない状態
装置の種類:フルブラケット装置(セラミックブラケット+ホワイトワイヤー)
治療期間:1年10カ月
費用:
検査料:49,500円(税込)
矯正装置料:825,000円(税込)
矯正調整料:5,500円(税込)
知っておきたいこと:
治療前、前歯は噛んでなく、奥歯でしか噛むことができませんでした。
また、前歯が出ているため、口も閉じにくい状態でした。前歯を下げるため、上の歯を2本(左右第一小臼歯)抜歯しました。
治療後は前歯も奥歯もバランスよくかむことができ、口元も下がりました。
リスク・反作用:
開咬の方は、元々、前歯の隙間に舌を挟んで飲み込む癖がある方がほとんどです。
治療期間中、舌癖トレーニングを行いますが、治すには時間がかかり、舌癖のために後戻りをする場合もあります。
矯正治療後も定期検診で咬合のチェックが必要です。
大人の矯正 症例2:叢生(そうせい)
1.初診: 31歳4ヶ月
2.ブラケットセット
3.治療終了後(治療期間2年1ヶ月)
年齢:31歳4ケ月
主訴:上下前歯のデコボコ
診断名:右上2番目の歯が内側にはいっており、上下の正中が合っていない、顎が小さくて歯が入りきらない状態
装置の種類:フルブラケット装置(セラミックブラケット+ホワイトワイヤー)
治療期間:2年1カ月
費用:
検査料:49,500円(税込)
矯正装置料:825,000円(税込)(セラミック+ホワイトワイヤー)
矯正調整料:5,500円(税込)
知っておきたいこと:顎が小さくてすべての歯が入ることができず、デコボコになっていました。
顎の大きさと歯の幅径のバランスを計測し、上下左右の第一小臼歯を4本抜歯し、矯正治療を行いました。
リスク・反作用:
大人の方は、すでに虫歯の治療やかぶせ物の治療をされている方が多く、矯正治療後に新しいかみ合わせに合った物にやり直す可能性があります。
大人の矯正 症例3:反対咬合(はんたいこうごう、受け口)
1.初診: 24歳3ヶ月
2.ブラケットセット
3.治療終了後(治療期間 2年4ヶ月)
年齢:24歳3ケ月
主訴:前歯の反対咬合
診断名:上の顎に比べて下の顎が前方にある骨格性反対咬合
装置の種類:フルブラケット装置
治療期間:2年4カ月
費用:
検査料:49,500円(税込)
矯正装置料:770,000円(税込)
矯正調整料:5,500円(税込)(1カ月に一度)
知っておきたいこと:
上顎は左右第二小臼歯、下顎は左右第一小臼歯、計4本を抜歯し、矯正治療を行いました。
リスク・反作用:
大人の方は、矯正治療前からすでに歯周病で、歯を支えている骨が吸収していることが多く、残念ながら吸収した骨は元には戻りません。
ですから、これ以上骨吸収が起こらないように歯を移動させないといけませんので、定期的な通院、毎日のブラッシング、顎間ゴムの使用など、患者様のご協力が非常に重要です。
大人の矯正 治療4:開咬(かいこう、オープンバイト)
インビザライン(※)の症例です。こちらに掲載しています。
インビザライン(※)患者さんにインタビューも行っておりますので併せてご覧ください。
(※:完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外になることがあります。)
いかがでしたでしょうか?
「矯正の装置が目立つのは嫌だわ」という方もご安心ください。
今は、ホワイトワイヤーや裏側からの装置、マウスピースによる矯正治療があり、大人の方でも目立たなく治療を行うことが可能です。
食べることもおしゃべりも楽しめる人生、送りませんか?